フラゴニアは植物名をAgonis fragransと言って、西オーストラリアの沿岸部にのみ自生するティーツリーの仲間ですが、1,8シネオール、α-ピネン、リナロールなどをバランスよく含んだ、爽やかな中に甘さや優しさのある香りの精油です。オーストラリアの科学技術研究所、フランスのDr.Daniel Penoel、西オーストラリア大学などの協力を得て、Mr.デイが長い歳月をかけて生産に至ったオーストラリアの新しい精油です。
フラゴニアの葉を手でもむと、ユーカリラディアータのようなすっきり感と甘さのある香りがします。精油は主に葉の部分から採れ、花は甘さの脇役的存在です。花だけで精油が採れるほどの花はつけない植物です。トップにユーカリラディアータのような爽快感があり、シナモンのような甘さがそのあとに出てくる、まるで香水のような精油です。一度嗅ぐと多くの人が虜になる、ほっと平和な気持ちになれる香りの秘密は、成分のアコードの調和にあるのあるのではないかと、開発に協力したフランスのDr.Daniel Penoelはコメントしています。
学名:Agonis fragrans
抽出部位:花・穂先
抽出方法:水蒸気蒸留法
育成地:オーストラリア 西オーストラリア州ハービー
蒸留地:同上
生産者名:Mr.デイ
生産年月:2019年12月
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