Aroma of Australia ★ 在庫限り ★ ACO認証オーガニック 豪州奥地 野生種 原種 手収穫ティーツリー精油 希少 (メール便可)2021年10月産 5ml

OTT21-5

1,600円(内税)

定価 2,000円(内税)

在庫状況 本

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Aroma of Ausutraliaで人気の高い「野生ティーツリー精油」生産地の森は、2019-2020年の豪州の大規模な森林火災によって甚大な被害を受け精油の生産もストップしていました。大変悲しくショックな出来事でしたが、ティーツリーなどオーストラリアの固有の植物の生命力は強く、森が焼けても数ヶ月で新芽が吹き始め、傷ついた森も再生を始めました。時間と共に植物も成熟し、精油の生産もやっと再開されました。今回のロットはそんなティーツリーの生命力を感じられる逸品です。

ティーツリーはオーストラリアを代表する植物のようにも思えますが、オーストラリアの東沿岸部の狭い地域が原産です。その発祥の地、リッチモンド川とその支流域は環境遺産に指定され、世界最古と言われる推定樹齢が1000年を超えるティーツリーが生息しています。その土壌は、ティーツリーの葉が堆積してできたピートで、プランテーションでの再現は不可能です。

こちらの精油は、この原生林に生育する品種交配が一度も行われていないティーツリー(Melaleuca alternifolia)を母木ととしています。原生林で自然にはぜ落ちた種子から芽吹いた苗を成長させたのちに植林するなどしますが、その作業時以外は全く手をくわえていないオーガニックで(ほぼ)野生のオイルです。このような何億年もの昔から、その土地で生育してきたティーツリーから採取された精油はブッシュオイルと呼ばれ珍重されています。さらに機械収穫が主となっている現在において、森を歩きながらブッシュカッターや鎌で丁寧に収穫されています。また時間をかけて抽出できるように、横に長い形状にユニークな蒸留機を使用して生産されています。

ティーツリーは、60年ほど前から、よりよい香りと品質の精油を採るために、同じメラルーカ属の植物の間で品種交配が行われてきたことから、現在市場にある殆どのティーツリーオイルは、残念ながら昔のままのティーツリーオイルではありません。ブッシュオイルの化学組成は非常に複雑で、100以上の成分からなっています。香りは、ティーツリーオイルの香りではありますが、かすかに甘みのある香ばしい感じの優しい香りが特徴です。第三者オーガニック認証団体ACOから、土地、生産プロセス、管理に対してのオーガニック認証も取得しています。

生産者について:
元々の生産者インガソル夫妻は、NASAAから認証を受けたオーガニックの土地のティーツリープランテーションと、その精油を使って洗剤やパーソナルケア製品を製造する会社を経営していましたが、昔のままのティーツリーオイルの普及と存続を守るため、2012年10月二次製品の会社を売却しティーツリーの栽培と精の生産に労力を集中されました。2020年よりインガソル夫妻の生産を引き継いだ Ms. Caiulo によって、変わらぬクオリティの精油が生み出されています。

ティーツリー精油
オーガニック認証団体:ACO
オーガニック認証番号:11328
学名:Melaleuca alternifolia
抽出部位:葉、穂先小枝の部分
抽出方法:水蒸気蒸留法
育成地:オーストラリア 
ニューサウスウェールズ州ニューサウスウェールズ州北部沿岸近くの湿地
蒸留地:同上
生産管理者:Ms. Caiulo (2020年にIngasole夫妻より引継ぎ)
生産年月:2021年10月

● ティーツリーオイルの抗菌力の成分とは?
ティーツリーオイルの抗菌力のもとといわれる成分は、テルピネン−4−オールですが、その抗菌力は単体成分のだけで発揮さるものではなく、その他の微量な成分との相乗効果から生み出されます。例えば、1,8シネオールは刺激成分ですが、浸透を促すために必要な成分です。テルピネン-4-オールは、35%以上あれば、それ以上でも抗菌力に差がないことは確認されています。濃度が高ければいいと言うわけではないのです。ある特定の化学物質の数値を上げるために二度蒸留や精製をした精油もあるようですが、微量の有効成分が消えてしまったり、香りが変化したりするので問題です。Aroma of Australiaの精油は、混ぜ物、二度蒸留、精製、複数産地のブレンドなど一切ない100%ピュアなオイルです。

● ティーツリーオイルの効果的な使い方は?
精油は高濃度ほど効果が高いというわけではありません。25%に希釈したティーツリーオイルと100%のティーツリーオイルの真菌に対するパワーは同じという研究結果が出ています。また、ティーツリーの抗菌成分は、油やワックスで希釈するよりも、水やジェルで希釈した方が力を発揮することもわかっています。夏は高温多湿になるオーストラリアの沼地という過酷な環境に自生してきたことと関係していると考えられています。水で濡らした綿棒に1〜2滴落としてトントンとつけて使えば手軽で効果的です。

⚫︎お洗濯(洗濯機・手洗い)に
洗濯の1回目のすすぎ水10ℓに対し数滴落とすようにしまう。洗濯機のプラスチック部分に原液がつかないように気をつけてください。ドラム式の場合は、洗剤投入口に原液を注ぐとプラスチックにダメージを与えてしまいますので、香りを残らせたいタオルに精油を少し染み込ませ、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機へ入れて通常通りに洗うと良いかと思います。ただし精油の原液は生地を痛めることもあるのでその点はご注意ください。乾燥機に掛けたときの万が一の引火の危険を防ぐため精油を一度に大量に使うことはお避けください。手洗いの時にも濯ぎの際に使用すると気持ち良く洗い上がります。
  
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